認知症サポーター養成講座を実施しました。

 11月11日(木)に、生活福祉科1学年を対象に氷見市地域包括支援センターや福祉施設等より講師をお招きし「認知症サポーター養成講座」を実施しました。認知症の特徴的な症状や認知症高齢者との接し方について詳しく教わりました。また、今年の10月から氷見市で導入された「どこシル伝言板」の説明を受けました。「どこシル伝言板」とは、高齢者の衣服等についているQRコードを読み取ることでご家族と連絡を取ることができるシステムです。実際に生徒のスマホを使いQRコードを読み取りどのように連絡を取り合うことができるのか学びました。さらに、グループワークでは家に帰れなくなった高齢者と地域で出会った際にどのような行動をとるか各班で話し合い意見を共有しました。

 以下、生徒の感想です。

・もし自分の家族や近所の人が認知症になってしまったとしても、悲観せずに自分が出来るサポートをしたいと感じました。

・今までは認知症になったら物事や記憶などをすべて忘れてしまうと思っていたけれど、全て忘れることはないということがわかりました。もし、認知症の高齢者がいたら、教えてもらったことを忘れずに行動したいと思いました。 ・今まで認知症の人にどのように接したら良いかわからなかったけれど、もし認知症の人と会う時があったらその人の正面に立って話すのではなくしゃがんで優しく「どうされたのですか?大丈夫ですか?」と声をかけることが大切だと知ることができました。